バイオレット

ポケモン第9世代の幕開けだ。
今回はバイオレットを選ぶ。2バージョンの後者の方を先にプレイするのは、金銀以来23年ぶりだ。









START 2022.11.17 19:40


[#01] 11/17 19:40

プレイ記録の日付は東海岸時間とする。よって発売前日からのスタートだ。

最初にキャラメイクから始める。
髪色や目の形など、かなり細かく決めることができる。さながらオンラインゲームのようだ。
あまり変化球は狙わず、正統派に。

1周目なので♂主にしよう。
各世代ごとにベースロムを1つずつ決めているのだが、ベースで♀主は黒2のエミリーしかいない。
その分、周回ロムは♀主を多めにしている。

パルデア地方の由来はスペインなので、主人公ネームは日本語名にはしない。
英語多読で会った名作のひとつ「A to Z Mysteries」から、「ディンク」と名付ける。


これまでより長いオープニングが入る。
よく見ると早速多くのポケモンが登場する。プリンデンリュウに会うのが楽しみ・w・
さらにコイルも発見。またでんき枠に悩まされそうだ。
黒いケンタロスもいるあたり、パルデア地方にもリージョンフォームがいるっぽい。

案内役は博士ではなく、グレープアカデミーのクラベル校長。
今日ディンクが入学する学校だ。
ちなみに、毎度恒例のオープニングポケモンはパモが務める。

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すばらしきアカデミーの建物、続いてディンクの家だ。
歴代のポケモン主人公でも、特にいい家に住んでいると見える。
町の名前はコサジタウンという。
スタート地点が"シティ"だったのは、BW2だけか。


アカデミーに入学するディンクを、クラベル校長が自ら訪ねる。
入学案内や資料をもらうが、何より重要なのは最初のポケモンだ。
くさタイプのニャオハ、ほのおタイプのホゲータ、みずタイプのクワッス。
パルデア地方では、この3体から選ぶこととなる。

だが今回は、選ぶ前に3体を連れ歩く時間がもらえる。
短い道路を歩くのだが、それぞれ異なるものに目を付ける。

1世代から変わることなく、1周目はみずタイプを選ぶ。Blackはそう決めている。
今回も、迷わずクワッスを選んだ。
技を見ると、はたく、なきごえ、みずでっぽうを習得済み。今回は最初から一致技がある。
昔はLv10以上までノーマル技しかないなんてこともあったものだ。


行き先はお隣さん――ネモの家。
すでにチャンピオンランクのトレーナーだが、実は入学時にアカデミーからポケモンをもらっていない。
ここでその権利を使い、ディンクとともに新たなスタートを切ることにした。
経験は豊富だが、手持ちのポケモンは初心者同然という、今までにいなかったライバルだ。

ネモはホゲータを選ぶ。
これも時代の流れか、ライバルは主人公に対し相性有利を譲ってくれる。
昔は遠慮なくこっちが不利になるよう選ぶので、他のポケモンで補わないと序盤からきついことになるものだった。
5~6世代が移行期間で、7世代から完全に今回のパターンが主流になった。

さて、この流れならネモを相手にファーストバトルを戦うこととなる。

ディンク……クワッスLv5
ネモ…………ホゲータLv5

みずでっぽう2発でKO。


すっかりおなじみになったスマホロトムも登場。図鑑はアプリとしてインストールする。
ポケモンの総数は900を超えたが、パルデア地方には何種類のポケモンがいるのだろうか?

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ネモの家にはラッキーがいて、タマゴを大事そうに抱えている。
ラッキーかわいいラッキーかわいいラッキーかわいいラッキーかわいい(ry

……え、でかいって?
何を言う、大きいからこそかわいいのではないか・w・


ネモと2人で、アカデミーのあるテーブルシティまで行く。
道のりは結構長く、いくつかのイベントを挟む。

ここからはポケモンをゲットできる。
ネモからもらったモンスターボール15個と、道中で拾える分を使おう。
最初にゲットしたのは、新ポケモンのグルトン。いわゆる序盤ノーマル枠だ。
他に新規ではタマンチュラとパモ、既存ポケモンではコフキムシ、ヤヤコマ、ハネッコをゲットした。
パモはこれまたおなじみ、パチリスやデデンネの系譜を継ぐでんきタイプだ。
他に有力なポケモンをゲットするまで、連れ歩いてみよう。

途中の洞窟のイベントで、紫色の謎のポケモンが登場。
バイオレットのパッケージを飾る、ミライドンだ。まさかこんな序盤で会うとは。
同行するが、まだバトルには出せない。

洞窟では、ヤングースとディグダをゲット。
さらにイベントでヘルガーも登場。Lv40と場違いな強さだが、イベントによりバトルはすぐ終わる。
進化前のデルビルでもいいからゲットできれば、旅パーティでは有力なポケモンなんだけれど。


坂を上った灯台からは、アカデミーがよく見える。
ここではペパーが登場。彼もまたストーリーで重要な役割を担うそうだ。
あいさつ代わりにバトルするが、Lv5のホシガリスしか持っていない。

次の中継地点、プラトタウンでようやくポケモンセンターがある。
スタートから1時間で最初のポケセンというのは、歴代でも際立って遅い。
サンムーンも遅かったが、ここまでではなかった。

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パルデア地方のポケセンは、屋外にあるのが特徴だ。ガソリンスタンドか?
ショップが併設されるのは、5世代から定着した。

さらに今回は、わざマシンマシンが設置されている。
今作の技マシンは使い捨てだが、これで作ることができる。
必要なのはリーグペイという特殊な通貨と、野生のポケモンが落とすアイテム。
後者はこれまたネトゲを思わせる要素だ。
試しに、サイケこうせんの技マシンを作った。
3色キバも最初から作れるが、まだ材料が無い。

ついでに、今作最初の技マシンはスピードスターだった。


プラトタウン周辺には、なんとラルトスがいる。
進化後のサーナイトは、3世代で登場してすぐ多くのトレーナーからの人気を集めた。
旅パーティでも、連れ歩けば大きな戦力になってくれる。
進化するまで弱いのが難点だが。

その外見から、ラルトスは毎回♀個体に会うまで捜し回っている。
特性がトレースならなおいい。幸いにして会うだけで判別できる。
相変わらずの出現率の低さだが、今回は2体目で来てくれた。

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ラルトスにボールを投げた瞬間。
知らないうちにコダックがいっぱい集まっていた。ギャラリーか?
さらにブイゼルもいるので、みずタイプはクワッスを選ばなくてもここでゲットできるというわけか。
逆に、ほのおタイプはここまでまだ1体もゲットできていない。

さらに、同じエリアでププリンをゲット。
進化後のプクリンは、大きくてもっちもちしたかわいさが特徴で
6世代からこっち、GAMEFIELDのポケモン写真シリーズの主役になっている。
一発で特性かちきの個体が来てくれたので、連れ歩こう。
プリンに進化したら、その時の状況次第で正式にパーティ入りさせる。

他にはパルデアのウパーもいる。どく・じめんタイプで特性ちょすいだ。
さらに、ヒマナッツ、ウソハチ、カムカメ、アマカジ、ピチュー、ピンプクなど
早くもたくさんのポケモンが登場する。
新顔としてはシルシュルーがいる。どく・ノーマルタイプ。
テーブルシティに到着するまでに、なんと23種類のポケモンをゲットした。


それにしても、聞きしに勝る世界の広さだ。
全てのフィールドが、前作のワイルドエリアのようなものと言っていい。

このゲーム序盤でも、好きなだけ道を外れてポケモンを探しに行ける。
前述のコダックに限らず、5体くらいで集まるヤヤコマや、追いかけっこするホシガリスなど
辺りを駆け回るポケモンを眺めるだけでも楽しい。

最後にもうひとつ変更点。
今作では、トレーナーは話しかけるまでバトルを仕掛けてこない。
その代わり、勝利しても一定時間が経つと復活する。
道を大きく外れたところにもトレーナーがいるため、逃さず戦っていくのは難しそうだ。
相手のポケモンはLv5前後と、むしろ野生の方が強いくらい。

PLAY 2:16



[#02] 11/17 23:07

テーブルシティに入る前に、ネモと2戦目を行う。

ディンク……クワッスLv12、パモLv10、ラルトスLv9
ネモ…………ホゲータLv8、パモLv9

今回は2体で来る。意外にもホゲータが先発だ。

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パモを出すと、なんとここでテラスタルを使用。
メガシンカ、Z技、ダイマックスの系譜を継ぐバトルの新要素だ。

その効果は「ポケモンのタイプが変わる」

新たにタイプ一致の技が増えて威力が上がったり(元々のタイプも一致扱いとなる)、弱点や耐性が大幅に変わったりする。
テラスタルで付くタイプは、めざめるパワーと同様ポケモン1体ごとに決まっている。
元々のタイプと同じ場合、特性てきおうりょくと同じように一致技の威力がさらに上昇。
このパモのでんきショックで、ラルトスに20ダメージ。後手に回っては勝てない。
こちらもパモを出し、なんとか乗り切った。

テラスタルのタイプは、かぶっている飾りでわかる。
この電球はでんきタイプだ。


では、テーブルシティに入ろう。

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パルデア地方最大の街とくれば、由来は間違いなく首都マドリード。
実際にもスペインの中央に位置する。
その広さ、店の多さ、訪れるタイミング、どれを取ってもカロス地方のミアレシティを思わせる。

Blackはスペインには行ったことがない。70日間ヨーロッパ一周でも、行く日数を作れなかった。
ポケモン本編作品の9地方のうち、アローラとパルデア以外は全て訪れている。
中でも、ホウエンは今年初めて行った。


食事系の店が特にそうだが、同じ店が何か所かにある。チェーン店か。
今作では様々な料理が店に並んでいる。
見たところOパワーやロトポンのようなサポート効果が得られるらしいが、詳しくはまだ不明。
各種サンドイッチやアイスにクレープ、スパイシーポテトにドライカレーなど、料理の種類は多岐にわたる。

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こちらはスペイン料理の代表格、パエリアだ。


バトル向きの店としては、持ち物を売るデリバードポーチがある。
もくたん、しんぴのしずくなどは3000円。もっと高い商品も多い。
プラスパワーなど能力上昇系のアイテムは、今回は漢方薬とともに薬屋で販売される。

さらに、街の何か所かに自販機もある。
毎度おなじみ、ジュース系の回復アイテムだ。
買うのが面倒だが、そのコスパのよさで1世代の頃から旅パーティの心強い味方であり続けている。
7世代から回復量が下がったが、それでも十分に使える。
サイコソーダを10本ほど買った。

大きな街らしく、ブティック系の店も。
6世代から定着した服装の変更も、もちろん今回も導入されている。

この通り欲しい物は数限りなくあるのだが、所持金は1万円しかない。
最初にもらった額とほぼ同じなので、道中で得た分だけ使ったことになる。
今のところは、ボールと回復アイテム以外は買う余裕がない。


店についてさらにもうひとつ追加すると、サンドイッチ屋にいる客はポケモンをボールから出している。
その顔ぶれも店舗ごとに異なる。

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話しかけると飛び跳ねるチュリネも、寝ているグレイシアもかわいい・w・

街中には、前世占いをしている占い師がいる。
これはLピカブイ、ソード&シールド、Bダイヤ&Sパールをプレイしていればそれが前世の記憶となる。
対応するロトムカバーをプレゼント。

そんなこんなで、テーブルシティを一通り回ったら40分もかかった。
BGMがとてもいい曲だ。いくら聴いても飽きない。


アカデミーは高台の上にある、街で最も目立つ建物だ。
地獄ともいわれる、長い階段が待ち受ける。
特にこの街やプラトタウンから通う自宅生は大変だ。

入る前に、スター団が顔見せに登場。
毎度恒例ポケモンマフィアだが、今作ではアカデミーの不良グループらしい。
ここでは2連戦になり、2戦目はテラスタルを試すバトルに。
どのように戦術に組み込むか、これから研究しよう。


さて、それではアカデミーに入ろう。
エントランスホールは図書室を兼ねており、カバーの色が目立つ本は実際に読める。

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外も含めて、ポケモンを連れ歩く人が多いのも特徴だ。
とことこ歩くコダックかわいい・w・
館内にもいる他、ププリンも見かける。

アカデミーなので、講義が受けられる。
数学、生物、バトル学はそれぞれ2コマずつ。
生物では連れ歩きとピクニックについての説明が聞ける。
後者は前作のキャンプの後継だが、さらにタマゴを入手する要素も加わった。
バトル学は、座学でも野外で行う。物理と特殊の区分や、テラレイドバトルの話を聞いた。
でもって、トレーナーとして数学は様々な局面で役立つ。

他にも、後になって家庭科や歴史も追加される。
時間できたら受けに行こう。


さて、ここで最重要事項。
グレープアカデミー名物といわれる課外授業、それは「宝探し」
パルデア地方を回り、生徒それぞれが自分だけの宝物を探す。
どこへ行き、誰と出会い、何をするか、全ては生徒――プレイヤー次第。

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すでに、Blackは宝をひとつ見つけている。
このポケモンバイオレットという最新作を、全力を挙げて楽しみ尽くす――その時間こそが最初の宝だ。


ここからが、ポケモンSVの本番だ。

具体的には、大きなストーリーが全部で3本ある。
どの順番で挑んでもよく、並行もできるようだ。

まずは「チャンピオンロード」
スタンダードなジム巡りの旅だ。やはりジムの数は8つ。
全て制覇すると、ポケモンリーグにてチャンピオンテストに挑戦できる。
パルデア地方では、リーグ制覇の証はチャンピオンランクと呼ばれ、また何人でもなれる。
プロトレーナーの資格のようなものか。

次は「レジェンドルート」
灯台で出会ったペパーは、秘伝スパイスという食材を探している。
パルデア地方にしか無い、珍しいものらしい。
ところがそのスパイスは、パルデア地方に5体いるヌシポケモンに勝たないと入手できないという。
バトルを苦手とするペパーと協力し、秘伝スパイスを集めるストーリーだ。
ヌシポケモンというからには、アローラと同じく1on2のバトルを想定したくなる。

3つ目は「スターダスト★ストリート」
先ほど現れたスター団の討伐を、カシオペアと名乗る謎の人物から依頼される。
5つのグループがあり、それぞれリーダーがいる。
ジムリーダーと同様、特定のタイプの使い手だ。

3つを合計すると、クリアするべきイベントの数は18。
ちょうど全てのタイプと当たることとなる。

ジム:むし、くさ、でんき、みず、ノーマル、エスパー、ゴースト、こおり
ヌシ:いわ、ひこう、じめん、はがね、ドラゴン
スター団:ほのお、あく、どく、フェアリー、かくとう

それだけではなく、3本のいずれにも含まれなさそうな要素もある。
パルデアの大穴、そこで調査活動をするフトゥー博士と、そしてミライドン。
これらも何かのストーリーを作りそうだ。

PLAY 4:01



[#03] 11/18 0:57

やはり、最初はジム巡りから楽しみたい。
挑戦順も自由のようだが、情報を見たところ強さに差があるらしい。
持っているバッジの数により強さが変わる……なんてこともあるのかもしれないが。

テーブルシティを西門から出発し、セルクルタウンを目指す。


ほどなくして現れたのは、メリープの集団だった。

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メリープかわいいメリープかわいいメリープかわいいメリープかわいい(ry

見ての通りもふもふしていて、すごくかわいいポケモンだ。
旧銀で会ってからこっち、Blackの好きなポケモン最上位クラスの地位を保ち続けている。
5体もいるなら、群がられたら最高の気分になれそうな。
進化して大きくなってもかわいいのが特徴だ。

ガラル地方にはいなかったので、今回最も撮影したいポケモンに挙げられる。
ちょうどピクニックも解禁されたことだし、撮ってみよう。


と思ったら……

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なんとびっくり、色違いのメリープが現れた。
決めた、今回のでんき枠はこのメリープにしよう。
性格は「おくびょう」、特殊アタッカーに適している。


テーブルシティに着いてから、カメラモードを使い始めた。
風景の撮影に使うには、通常モードと一長一短だろう。
カメラが思った以上に被写体に近すぎる、ということも時々ある。

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ポケモンも撮れる。こちらはテーブルシティで会ったチルットだ。
しかし屋外限定らしく、サンドイッチ屋にいたチュリネやグレイシアは撮れない。


そして、ピクニックだ。手持ちポケモンを全員出して遊ぶことができる。
前作のキャンプの後継にあたる。

……なんだけど、いい写真を撮るのに苦戦している。
近すぎてカメラモードにポケモンが入らないこともあるが、それ以上に高さが問題。
小さなポケモンは、しゃがんで撮らないといいアングルにならない。
剣盾ではできたのだが、今回はできないのか?

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もうひとつ、このプリンどうも石膏像のような感じがして今ひとつもちもち感がない。
ププリンはかわいかったのだけど。


他には、ムックルをゲットした。
これから向かうセルクルタウンのジムリーダーは、むしタイプの使い手。
相性がよく、ジム戦で活躍できそうだ。

さらに前情報のあったミニーブや、道を外れるとゴースにドーミラー、新顔のカヌチャンなどがいる。
ミニーブはくさ・ノーマル、カヌチャンはフェアリー・はがねタイプだ。
どく・ノーマルのシルシュルーも含め、今作の新ポケモンはノーマル複合が目立つ。

加えて、1体だけだがビークインも発見。この時点ではかなり強そうだ。
町が近づくとプリンも。1体ゲットした。
ププリンはなつき進化なので、何体も進化させるのは面倒。
6体揃えるには、できればプリンでゲットしたい。
もちろん、プクリンが野生で出るならもっといい。月の石を集める手間が省ける。

図鑑によると、プリンは「風が強いと飛ばされている」らしい。見てみたい。


さて、セルクルタウンだ。オリーブの名産地として有名らしい。
町の東西には、それぞれ♀と♂のヘラクロスがいる。意味ありげだ。
ジムの影響か、むしタイプを多く見かける。
特にビビヨンはいくつかの模様がある。

パルデア地方のポケモンジムでは、バトルの前にジムテストを受ける。
ガラル地方におけるジムチャレンジ同様、仕掛けを解くなどの課題が出るわけだ。
今回は「オリーブ転がし」。成功させると来年は豊作になるといわれる。


パルデア最初のジムリーダーは「お菓子の虫」カエデ。
1番手がむしタイプというのは、カロス以来2例目となる。
ジムリーダーとパティシエを兼業し、むしポケモンをイメージしたスイーツを作っている。
のんびりな性格だが、ジムリーダーモードの時は少し好戦的になるらしい。

ディンク……クワッスLv15、メリープLv11、ラルトスLv13、プリンLv13、ムックルLv13
カエデ………マメバッタLv14、タマンチュラLv14、ヒメグマLv15

ゲームがゲームだけに強さを読めなかったが、ちょうどよく適正レベルだったようだ。
ムックルでまず2体抜き。いずれも新種のポケモンで、むし単色だ。

エースはなんとヒメグマ。むしタイプではない。
ならば、テラスタルを使うとすぐに読めた。
初手れんぞくぎりは外れてくれる。メリープのでんじはを入れ、クワッスも加えた3体がかりで攻め込む。
問題なく勝利できた。

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勝利の瞬間、朝になる。
今作も時間の概念はあるが、リアル時間と連動してはいない。
ゲーム内で一定の時間が経過するごとに、昼と夜が切り替わる。

ムックルはLv14でムクバードに、クワッスはLv16でウェルカモに進化。
後者はタイプに変更は無い。


これにて、最初のジム戦はクリアだ。
今作でも、ジムリーダーからは技マシンがもらえる。
カエデからもらう技は「とびつく」。むしタイプで威力50、相手の素早さを下げる。

PLAY 5:57



[#04] 11/18 22:17

セルクルタウンから近いジムは、南西のベイクタウン、北のカラフシティだろう。
しかし、情報によるとどちらのジムリーダーも強い。
駆け出しトレーナー向きだという、ボウルタウンのジムに行くのが堅実か。

であれば、一度テーブルシティに戻ることになる。
アカデミーでは家庭科室や美術室、グラウンドなど、多くの場所に行けるようになった。
歴史の講義はパルデアの大穴に関する話を、家庭科ではサンドイッチや料理の効果などについて学べる。

講義に関しては、今後もジム巡りを進めるごとに続きを受講できる。
これはプレイ記録上では後でまとめて扱うものとする。


ボウルタウンに向けて、針路はテーブルシティから東だ。
入り組んだ山道になっており、くまなく回ろうとするとかなりの時間がかかる。

ここでは新種のカルボウを発見。ほのおタイプで特性もらいびだ。
進化しそうだし、ほのお枠としてパーティ入りさせる。
だがゲットするハードルは高めで、ここで初めて一発ゲットに失敗した。
ゲームスタートから続いていた連続ゲット成功は、50投で止まった。それでも自己ベストだが。

ボウルタウンまでに、10人以上のトレーナーと戦った。
途中でバックパッカーのハヤトが登場。過去のジムリーダーとの名前被りも解禁されたのか?
HGSSの時に、シンオウのジムリーダーと被るため
舞妓姉妹の1人がスモモからコモモに変更されたことがあった。


もうひとつ重要なイベント。この山道に、ヌシポケモンがいる。
レジェンドルートの最初のターゲット、岩壁のヌシだ。

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最初のヌシはガケガニ。岩でできたカニのポケモンだ。
そして、ヌシポケモンなので体格が非常に大きい。

1on2を警戒したが、少なくとも今回は取り巻きを呼んではこなかった。
むしろペパーのシェルダーが援護に加わり、実際には2on1のバトルだった。
みずタイプのウェルカモで正攻法を挑めば、問題なく勝てる。テラスタルも使おう。
みずのはどう3発でKO。

これで、ヌシポケモンが守っていた秘伝のスパイスを入手できるというわけだ。
残り4種類も、旅を続けながら集めよう。


ペパーのサンドイッチを食べて休憩したら、再びボウルタウンを目指す。
しばらく進むと到着する。

まずは町を一巡りしよう。
周辺にてパルデアのケンタロスを発見。コンバット種と呼ばれる、かくとうタイプの黒いケンタロスだ。

パモの進化系、パモットはでんき・かくとうタイプになる。
今ちょうどかくとうが欲しいのだが、でんき枠はもう色違いのモココと決めている。

パモット以外にも、アオガラス、アママイコ、ポポッコなど1進化ポケモンが増えてきた。
ゲットするのも簡単ではなくなる頃だろう。
そろそろクイックボールが欲しいところだが、どこで売っている?

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この町のサンドイッチ屋では、ドレディアに会える。
新しいポーズに注目だ。かわいい・w・


ボウルタウンのジムリーダーは「ネイチャーアーティスト」コルサ。
彫刻家もしている、くさタイプの使い手だ。

セルクルジムに続き、ムクバードが主力になる。
ほのおタイプのカルボウも相性はいいが、一致技がひのこ止まりでは火力が微妙。
他には、デルビルやシシコ、ガーディがここまでに登場する。
技マシンでほのおのキバを覚えれば、ひとまず戦えるだろう。
カルボウはこれを覚えられないのが問題だ。

今回のジムテストは、町中に散らばる10体のキマワリを連れ帰る「キマワリ集め」。
受付の話では、この町の人々は自然や太陽に感謝し
その両方の要素を持つキマワリを集めてもてなす風習があるという。

基本的には話しかけるだけでOKなので、注意深く探そう。
1体だけ逃げるキマワリがおり、追いつくとバトルになる。


これを達成すれば、ジム戦本番だ。
アーティストにとっては、ポケモンバトルは相手とともに作る合作アートともいえる。

ディンク……ウェルカモLv21、モココLv21、ラルトスLv19、プリンLv21、ムクバードLv21、カルボウLv18
コルサ………チュリネLv16、ミニーブLv16、ウソッキーLv17

2体目まではカルボウでKO。
前回のジム戦でわかっていたが、今作ではどんなポケモンがエースとして出てもおかしくない。
テラスタルでタイプを変えることができる。

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「ウソから出た実」……くさタイプのウソッキーを意味する。あまりにも見事過ぎて脱帽した。
くさタイプと見せかけて、実はいわタイプ――旧金銀の時に多くのトレーナーを騙したのが、このウソッキーだ。
しかし今、本当にくさタイプのウソッキーが現れた。

技の方は、新技「くさわけ」を使う。
威力50で、攻撃とともに自分の素早さを上げる。くさタイプのニトロチャージだ。
モココのでんじはを入れた後、相性不利を承知でウェルカモを出す。
今回わかったが、テラスタルによってウソッキーはくさタイプ単色に変化し、みず技は等倍ではなく半減となる。
ただし、いわ技も攻撃面ではタイプ一致扱いだ。

ここも勝利し、2つ目のジムをクリア。
レベル差で押し切るバトルだった。ボウルタウン周辺の野生ポケモンと戦って、レベルを上げ過ぎたか。
今後は上がり過ぎに注意しよう。

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おまけ。ボウルタウン周辺で見た朝日だ。

PLAY 9:40



[#05] 11/19 3:24

3つ目のジムへの途中に、スター団のアジトがある。
ついでに攻略していくか。

周辺は野生ポケモンとのエンカウントが多く、探索に時間がかかる。
特にケンタロスは向こうから突っ込んでくるので、急ぎの時は近づかないこと。


今作でも、強制的に学習装置ONモードとなる。
バトルに出たポケモンは100%、出ていない場合は50%の経験値を得る。
さらにレベル差による経験値補正もあり。8世代と同様だ。

このシステムなら、道中での旅パーティの入れ替えも少ないコストでできる。
今後連れ歩きたいポケモンをゲットしたら、交代を検討しよう。
現状だと、じめん、かくとう、あくタイプが欲しい。

入れ替え候補はムクバードかプリンだろう。
めでたく月の石を手に入れたので、プクリンに進化はできる。
ただ、いい技が揃うのかが問題だ。
石進化のポケモンは、進化するとレベル習得技がほとんどなくなる。
技マシンで補う必要があるのだが、その入手性が引っかかる。


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向こうに見えるのが、スター団のチーム・シェダルのフラッグだ。
スター団には5つのチームがあり、それぞれにリーダーがいる。
全てのチームとリーダーに勝つのが、「スターダスト★ストリート」の目的だ。
リーダーは売られたケンカは買わねばならず、負けたらリーダーを降りることが定められている。

このストーリーでは、依頼人のカシオペアの他にサポーターのネルマ、補給班のボタンが参加する。
ネルマはクラベル校長の変装のような気がするが。


このスター団との交戦は、これまでにない趣向の前哨戦がある。
それは「団員達との乱戦」。オートバトルで団員のポケモン達と戦う。
使用ポケモン3体、10分で30体倒せれば勝利という条件だ。

相性も考慮しつつ、その時最強のメンバーで挑もう。
今回は、ウェルカモ、ムクバード、モココを選出した。
乱戦は2分7秒でクリア。思ったより簡単だった。


そして、リーダーのメロコと直接対決だ。
「ポケモンより本人の方が怖い」らしく、おそらくポケモンの実力はスター団のリーダーでは低そう。
ほのおタイプの使い手だ。

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ほのお使いらしい台詞で、バトルに突入する。

ディンク……ウェルカモLv24、モココLv24、キルリアLv22、プリンLv23、ムクバードLv23、カルボウLv20
メロコ………コータスLv27、スターモービルLv26

コータスは特性ひでり、みずタイプを出すと計算を狂わされる。
特性もらいびのカルボウを受け出しするのも手だが、クリアスモッグがあるため長くは持たない。
ウェルカモと2体で入れ替えつつ、コータスをKO。

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2体目はブロロロームだが、このスターモービルとして登場。
HPが大幅に上昇するようだ。他も強化されているかもしれない。
持ち技は、バーンアクセル、オーバーヒート、いやなおと、スピードスター。
さらに、特性かそくで毎ターン素早さを上げる。

ウェルカモにテラスタルを使い、その攻撃を可能な限り通すという狙いで行こう。
じめんタイプじゃないはずだが、でんじはが効かない。スターモービルには状態異常自体が無効のようだ。
メイン技のバーンアクセルを軽減すべく、ムクバードの特性いかく、プリンのあまえるを入れる。
できるだけ粘れる状況を作ってから、ウェルカモで決めに行く。


これにて、スター団のイベントも1つクリア。
メロコからは、ニトロチャージの技マシンをもらった。早速カルボウに使う。

3つのストーリーを、1ラウンドずつやったことになる。
バッジの他に、それぞれ異なる報酬がもらえる。

まずジム巡りは、ゲットできるポケモンのレベルと、人からもらったポケモンでも指示に従うレベルの上限が引き上げられる。
前作と同様だが、今回は上限を超えていてもゲットできなくはない。確率が大幅に下がる。
さらに、各種ショップに新商品が入荷する。
フレンドリィショップだけではなく、薬屋やデリバードポーチ、アカデミーの購買部も含む。

秘伝スパイス探しは、ミライドンのライド能力が追加される。今回はダッシュが使用可能に。
スター団討伐は、報酬としてLP(今回は5000)、技マシンマシン用の素材がもらえ、さらに作れる技マシンの種類が増える。

狙いがあれば、特定のストーリーを集中してこなすのもいいだろう。
今回は、ルートと想定難易度で順番を決める。

PLAY 11:00



[#06] 11/19 6:40

スパイス探しとスター団討伐も1ラウンドずつやったところで、ジム巡りの続きだ。
このまま進めばハッコウシティ、そこに3つ目のジムがある。

橋を渡ったところから、でんきタイプのポケモンが出始める。
カイデンは新登場のでんき・ひこうタイプ。
毎度おなじみコイルも登場。Blackが選ぶ、旅パーティ最優秀ポケモンだ。
連れ歩いて育てれば、攻守の要として大いに活躍してくれる。

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パルデア地方のコイルは、以前より一層つやつやしております・w・
図鑑によると、雨の日は高く飛ぶらしい。


到着、ハッコウシティ。
テーブルシティと並ぶほどの名曲をバックに、色違いのモココを連れてライトアップあふれる街並みを見る。
これも旅の思い出になること間違いなしだ。

写真は街外れの灯台から。

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ここでもジムの影響か、街で見かける人々の多くがでんきタイプのポケモンを連れている。
コイルにルクシオ、ロトム、ジム内にはサンダースも。


ジム戦に挑もうとすると、ネモから電話が来てバトルを挑まれる。
今回は少し強気なメンバーで来る。

ディンク……ウェルカモLv26、モココLv26、キルリアLv23、プリンLv25、ムクバードLv25、カルボウLv23
ネモ…………イワンコLv21、パモLv21、アチゲータLv22

イワンコにはキルリア、パモにはプリンを投入。後者はのしかかり一撃でKOした。
今度は互いにテラスタルが使えるので、両者ともエースに使う。
そして、アクアカッターで一撃勝利。
名前からもわかる通り、サイコカッターと同じく威力70の急所に当たりやすい技だ。


前情報が入った時に話題になったが、ジムリーダーのナンジャモは動画配信主としても有名だ。
ジムテストでは、挑戦者が番組に出演する。
番組を盛り上げれば合格だが、具体的に何をするかは毎回異なる。
「非常に個性的なので対策がしにくい」と評判のジムテストだ。

今回は、ちょうど街を訪ねたクラベル校長を相手にかくれんぼ。
ライブカメラの画像から、校長を捜す。
それなりに目立たない場所にいるが、1回10秒もあれば見つけられる。

目を皿のように……ではなく「目をコイルにして」らしい。
コイルの丸い目は特徴のひとつ。無表情かわいいポケモンっていいよね・w・b

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さらに、今作では初のジムトレーナー戦もある。
来る可能性は想定しておいた。準備はできている。
モココとキルリア、すごーーーーくかわいいポケモン同士のバトルだ。


「エレクトリカル★ストリーマー」ナンジャモとのジム戦は、もちろんネットで放送される。
見ての通り、かわいいパフォーマーだ。
実力は「勝利より視聴者の反応優先」らしい。
上位ではなさそうなので、3番手に選ぶことにした。

頭につけているコイルの飾りは、本人に合わせて表情が変わる。
無表情なことで有名なコイルだけに、意外な仕掛けだ。
向かって左側はピンクのコイルだが、これは独自の色だろう。
コイルの色違いは錆びた金属のような茶色だ。レアコイルならアニメにもジョウトリーグで登場した。

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ディンク………ウェルカモLv27、モココLv27、キルリアLv24、プリンLv26、ムクバードLv26、カルボウLv24
ナンジャモ……カイデンLv23、ハラバリーLv23、ルクシオLv23、ムウマージLv24

このパーティだと、でんきタイプは苦手だ。レベルで上回っていても油断できない。
先発はキルリア。カイデン相手なら、ドレインキッスでダメージを回復しつつ勝てる。

だが、次のハラバリーが強敵だった。
やたら硬い上に、特性でんきにかえるは攻撃を受けるごとに充電の効果。
これで火力の上がったスパークは強烈だ。
みずでっぽうを持つため、じめんタイプがいたとしても安心できないだろう。

ハラバリーに戦線を崩壊させられ、ルクシオに相性で不利なウェルカモをぶつけるしかなくなった。
だが先手は取れるため、テラスタルで逆襲はできる。

ナンジャモのエースはムウマージ。
特性ふゆうのムウマージが、テラスタルででんきタイプを付ける。
すると、じめん弱点になるはずが無効のままだ。
この組み合わせは弱点がひとつも無い。

プラチナをプレイしたトレーナーならお分かりの通り、3つ目のジムでムウマージは場違いな強さだ。
チャージビーム、たたりめ、あやしいひかりを持つ。
すでに主力が残っていない自パーティに、なす術はない。
ここで初の敗北となった。

やはり、今回も3番手には警戒するべきだったかorz
「ミルタンクが倒せない」「カキの試練」、そして正統派に強い前作の3人目のジムリーダーなど
振り返ってみれば、昔からよく全滅名所になっていた気がする。


負けたからといって、すぐレベル上げに行くのは早計というもの。
相手のポケモンと戦略を知った上で対策を立てれば、レベルを上げずとも勝てる。ほとんどの場合は。

まず、一時的にパーティを一部入れ替える。
出しても何もできそうにないモココとカルボウを外し、代わりに最近ゲットしたモトトカゲとシキジカを入れる。
モトトカゲは新登場組で、ドラゴン・ノーマルタイプ。ゴースト技は無効にできる。
くさ・ノーマルのシキジカも同じく、でんき半減のノーマル複合だ。

特に苦戦させられたハラバリーに、ムクバードのがむしゃらをねじ込む手も考えた。
事前にHPを減らしてからバトルを始めれば……と思ったが、今作ではジム戦の開始前には自動で回復することが判明。


対カイデンは同じでいい。次のハラバリーに、ムクバードを出す。
特性いかく、次になきごえで攻撃を2段階下げれば、弱点だろうとスパークをしのげる。
2発受けたところで、がむしゃらを打てばいい。
鈍足のハラバリーに、とどめ役を投入して先制するのはたやすい。

ルクシオにもキルリアを出す。特性いかくをトレースで返し、なきごえを1回。
スパークの追加まひ効果や急所ヒットが出れば崩れる可能性があるが、乗り切った。
1発攻撃を入れておけば、あとはテラスタルしたウェルカモのアクアカッターで仕留められる。

そして、エースのムウマージにモトトカゲを投入。
チャージビームを何度も積まれると半減でも受けられないが、その前にかみつく連打で半分まで削る。
あとは再びウェルカモを出し、あやしいひかりの混乱判定を乗り越えアクアカッターで決めた。
だがここは、先にウェルカモを出しモトトカゲは後の方がよかったか。
積んでいないチャージビームなら、1発しのげる可能性がある。

作戦は大筋的中、挑戦2回目でナンジャモに勝利した。

PLAY 13:05



[#07] 11/19 11:50

旅の合間に、アカデミーに戻る。

ある意味最もお世話になるのは、購買部だ。
品揃えは一般的なショップに加え、各種ドリンクが販売される。
ここでならまとめ買いもできるため、買うのが面倒というドリンク類の短所が消えている。
バッジ3個でミックスオレとモーモーミルクまで店に並ぶ。

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旅も中盤に入り、所持金も6万円以上まで増えてきた。
少しずつ買い物の幅も広げていこう。
テーブルシティのデリバードポーチや薬屋の品物も、そろそろ買う余裕ができた頃だ。

アイテムといえば、今作ではアイテムの買い取り価格が前作までより低い。
原則として売値の25%となっている。
フィールドを走り回れば各種アイテムが簡単に、かつ何度でも手に入ることから、調整が入ったようだ。


用件を済ませたら、宝探しの続きに戻る。
ハッコウシティを北に出発し、荒野を西に行けばピケタウンにたどり着く。

スタートしてすぐの上り坂エリアには、丸いポケモンが多い気がする。
新顔のアノクサ(くさ・ゴースト)の他、ビリリダマやタンドンが出る。

荒野はエンカウントがかさみ、さらに高低差やトンネルが多いのもあり、探索するのに時間がかかる。
ディグダやダグトリオに特に要注意だ。特性ありじごくで逃がしてくれない。
このゲームを通してだが、ミライドンに乗っていると小さなポケモンを見逃してぶつかりやすい。
さらに、当たり判定が大きくなっている。
バトルを避ける時は、あえてミライドンから降りることも必要だ。


このエリアに、潜鋼のヌシがいる。
地中を高速で移動する、ミミズズというポケモンだ。
文字通りミミズだが、じめんタイプは持たない。はがね単色である。
ただし、特性どしょくの効果でじめん技は吸収される。

バトルの流れも前回と同じ。
2度のバトルを行うことになり、1回目はヌシのHPがある程度減ると終了。
2回目はヌシがパワーアップする一方、ペパーが加わり2on1でのバトルになる。

タイプがわからなかったので、ウェルカモで相手する。
ローキックを何度か入れてすばやさを下げ、アクアカッターで攻める。
最後は特性げきりゅう&テラスタルの二重強化で決めた。

ポケモンと同一タイプのテラスタルでは、一致技の威力が通常の1.5倍よりさらに上がる。
ゲージの減り方を見るに、2倍と思われる。特性てきおうりょくと同じ倍率だ。
さらに特性げきりゅうが乗れば、ダメージ倍率は3倍に。


ヌシを討伐し、秘伝スパイスを手に入れた後は休憩タイム。
ペパーがサンドイッチを作ってくれる。
これをミライドンが食べると、ライド能力がひとつ解禁される。
今回はジャンプの高さが上昇。

この秘伝スパイスは、もとはエリアゼロ――パルデアの大穴から持ち帰られた。
食べればたちまち元気になる、不思議な植物だ。
ところが、パルデア各地で育てているところを周囲のポケモンが食べたという。
この地のヌシポケモンは、こうして現れた。

ペパーは相棒のマフィティフのために、秘伝スパイスを5種類集める。
全部食べたらどんなケガも病気も治るらしい。


さらに西に進めば、ピケタウンだ。
小さな町で、3つのストーリーいずれのイベントも発生しない。

ここに来た目的は、カルボウを進化させるためだ。
進化条件を調べたところ、ノロイノヨロイというアイテムが必要になる。
それはこの町で、ヤバチャのかけら10個と交換できる。

というわけで、ここで入手して進化させる。
カルボウのステータスは、1進化以上として歴代ワースト2位のキルリアすら下回る(1位はヌケニン)。
進化できないと、そろそろ厳しくなってきた。
というか進化させるまで連れ歩かなくていいくらい。

引き合いに出したキルリアは、ORAS以降このステータスの低さでも活躍できるようになった。
フェアリータイプが付き、レベル習得技が整備されたのが主な要因だろう。
今作ではサイケこうせんの技マシンが早期に入手できる。


ヤバチャはピケタウン周辺に出現するらしいが……全然いない。
情報が正しくない場合も考え、範囲を広げて1時間ほど探し回ったが、1体も見つけられなかった。

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こちらは探索中に出くわしたテラスタルエーフィ。Lv50の強敵だった。

ならば、もうひとつの出現場所に行こう。
ベイクタウンの周辺ならば、高い確率でヤバチャに会える。
セルクルタウンから向かうことになるが、その道のりは長く険しい。
ミライドンの大ジャンプが無ければ、少なくともこのルートは無理だろう。
ゆるい制限であちこち行ける上、話しかけないとトレーナーとバトルにならない今作だからこそできることだ。

ただし、ターゲットとなる野生のヤバチャ自体もLv40~44の強敵。
野生のポケモンは使う技の選択が甘いという点に助けられ、目当てのかけら10個を集め終えた。


ようやく、カルボウをソウブレイズに進化させることができた。
ちなみにバージョンごとに異なる分岐進化となっており、スカーレットではグレンアルマに進化する。

弱かったカルボウから一転、立派な戦力になってくれそうだ。
こうげき、ぼうぎょ、とくぼう、すばやさは進化前の2倍前後まで上がる。
タイプも変わり、ほのお・ゴーストになる。
メイン技は、当面はニトロチャージとシャドークローを使おう。

中盤から後半に備え、必要あればパーティの入れ替えも行う。
ウェルカモ、デンリュウ、ソウブレイズまでは確定。
サーナイトとプクリンのどちらかも残したいが、戦力的におそらくサーナイトだろう。
プクリンは技マシンで攻撃技を賄えないとつらい。
ムクホークは他に連れ歩きたいポケモンがいれば交代させる。

今のメンバーに足りない攻撃タイプと考えると、じめん、かくとう、はがねタイプが欲しい。
でんき、ノーマル、フェアリーへの決定打を欠いている。


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おまけ。灯台の階段にいるコダックを撮った。

PLAY 16:46


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